案内人

仕事のこと

僕は基本的に「案内人」ということをしない。
特に最近は少し体力も付けれていないので
尚更進んではやりたくない。

というか、できない。

大抵、僕の友人らは僕を背負って平気で数時間は歩ける。

最近は知人と一緒に楽しむ程度のことが精一杯である。


大好きな案内人の勇退

僕が「案内人」引き受けたくないのは
単純な話で、何かあった時に背負って歩く自信がない。

そんなことを思ったのは、僕の大好きな案内人が
何かあった時に背負って歩ける自信がなくなったから
案内人をやめるという。

色んな方と自然の中で楽しんでいると
慎重な人、無茶する人と色んな人がいる。

少し前に実際にあった話だが
秋に僕が友人と山を歩いている際
天候も悪く風も強かった登山道で一人の女性がうずくまっていた。

どうしたの?と聞くと
どうやら山の同好会の方々と山登りに来たが
きつくなってしまい足がしんどくなってきたところ
会の方々に「帰りに拾うからここで待ってください」と言われ
じっとしていたら寒くてたまらなかったそう。

山頂は目の前なので一緒にどうですか?と
温かい飲み物を飲んで一緒に歩いていると
山頂では賑やかな笑い声。

はてさてどうしたものかと
その方々が降りてしばらく後をのんびり歩いたのであります。

どストレートだが、僕は無茶をする人や無謀なことをするのが苦手だ。
僕の周りの信頼のおける方々は、高いスキルを持ちながらも
感心するくらい慎重だ。


山の案内人の資格

ガイドにも一応資格はあるが、無資格でもできれば
知り合った人に「一緒に連れて行ってあげるよ」ということは誰でもできる。

実際に、宮崎県でも数年前に
たまたま山で出会ったおじ様に「普通の人が通らないルートを教えてあげる」と言われて
一緒に行った方と一緒に遭難してしまったという例があった。

友達と一緒に歩くことと、
たまたま知り合った方を案内することは訳が違う。

例えば仕事でも同じ。
「おれについてこい」と言って案内ができなければ路頭に迷わせてしまう。
また「道は分からないけどついてこい」と言われたところでである。

知ってる場所なら大丈夫。
スキルがないのに、そんなことを考えると危険な目に合わせてしまう。

僕の大好きな案内人。

能力もないのに案内人をすることほど、相手に失礼なことはない。

遊びは楽しければそれでいい。
だけど、人を巻き込むとそうではなくなる。

誰かに何かを案内することって、とてもすごいことだなと
ふと思うのであります。