夏日和の渓

仕事のこと

森の中の鬱蒼とした谷。
そこへ出かける計画を立てて、昨晩から出発し現地で打ち合わせ。
天気予報を見ると本日は終日晴天。

鬱蒼とした森よりも冷たくとも少し険しく、美しくひらけた場所で過ごそうと急遽予定の変更。
その時に一番楽しい場所で出かけるのが一番。


寒い朝にダラダラと準備して

朝目を覚ますと放射冷却で寒い。
車中泊をした車の中は窓ガラスが曇って前が見えない。
少しダラダラと朝の準備を済ませて晴天の空を眺める。

「ロープいる?」
「多分大丈夫」

身を軽くしてひらけた渓へ移動する。

お相手の方は長くお付き合いをさせていただいている達人。
ついつい昨晩にウイスキーを薄めて飲んで色々と語り合ったのだが、幸い朝には残っていない。

「そんな軽装で寒くない?」
と僕の身軽な格好を見て心配の声をかけていただくが、寒い。

入渓地点で周辺の山々の美しさを眺めて過ごす。
辺りを見渡すと、今年は収穫時期がいつもより早く、タイミングを逃してしまったタラの芽がある。
橋の上から水を眺めると、ジンクリアな水の中を渓魚がライズするのが見える。

さて、行きましょうか。


透き通った水と人の居ない谷での笑い声

最高の天気。
「寒くない?」と心配したお相手も、入渓して小一時間後には暑いと言って上着を脱ぎだす。

聞けば、まだ4月も中旬というのに先週には沢登りを楽しみ、来週も沢登り。

今日は最高に水辺が気持ちよく、綺麗なポイントを見つけてはついつい透明な水を見て楽しむ。

こんなに透き通っているが身長の倍はある深さ

こんなに透き通っているが身長の倍はある深さ

さすがに飛び込むにはまだ早い。
深いポイントは上手くかわしながら、美しい渓歩きを楽しむが
こんな美しいポイントに、おっさん二人の馬鹿笑いと感嘆の声。

写真で少しでも綺麗な空気が伝われば嬉しいが、まだまだ沢山こんな渓は存在している。
今回のはそんな中でもただの1つの渓というくらいだから、飽きることがない。

夏の冒険シーズンがやってきた。
最高のシーズンになりそうだ。