春と花

春の田舎道で見つけた美しい菜の花畑 日々のこと

田舎で生活し自然で遊ぶようになってから、四季を楽しむ気持ちが増えた。
関心がなければ全くどうでもいいことだが、僕はそうした変化がとても楽しい。
そういう変化を楽しんでいると、同じように楽しんでいる方とまた楽しい会話が始まる。


菜の花

今日は車を運転していても、車を停めて景色を楽しみたくなるような光景が朝から続いた。
寒い朝を堪能できる一ツ瀬川の川霧、海から登る美しい朝日、霜が降りて美しい延岡の田畑。立ち止まることが出来ないのを「勿体ないな」と思いながら一日を過ごしていると、目の前に一面黄色に染まった菜の花畑が現れた。

鮮やかで元気の出る美しい黄色の菜の花畑の横に車を停め、独特な香りを嗅ぎながらしばらく眺めていると「畑の持ち主さん」「そのご近所の方」が隣に座り、しばし一緒に春を楽しんだ。

「いやぁ、春ですね」という僕の言葉に「暖かくなったねぇ」「花が好きなのかい」「菜の花の香りは好きかね」「若い兄ちゃんが花を眺めてると嬉しいねぇ」と、お婆さまとのんびり会話を楽しむ。僕は見知らぬ人に話しかけるのが苦手なので人生の先輩方のリードに甘え、柔らかな会話と春の香りを楽しみながら暖かい風を感じながら畑の横でコーラを飲み、菜の花に集まる蜂を眺める。

周りを見ると菜の花以外にも色んな花が咲いている。


僕は田舎道を運転したり散歩したりしているとよく感じるのだが、通りを過ぎ去る見知らぬ人の為に花を植えている方が多い。
例えば僕の大好きな鹿川もそうだ。今僕が住んでいる集落でもそうだ。他にもそういう場所が沢山ある。

話してみると単に喜んでもらいたくてそうしている方が多く、これは本当に素敵なことだと感じる。
もちろん田舎だけでなく都会でも同じ場所もある。だけど田舎に来てそれを強く感じるようになった。

そうした場所を見つけると、ふと足を止め眺めていると思わぬ出会いに温かくなることがある。
沢山の花が咲き始める春には、そうした柔らかく温かい楽しみも発見できる。
僕の春の田舎道の楽しみ方である。

今年は春がいつもに増して楽しい予感がする。