信頼

遊びのこと

「兄貴的友人」
そんな表現が一番最適に感じる友人とであったのは2013年。まだ5年かと思う。
僕が山を歩く時に一番頼りにしている(というか、あてにしている…)友人である。

友人といえども、一緒に自然の中に入るのは渓流釣りが解禁している3-9月の期間がほとんどである。
その中でも一緒に歩くのは、年に3回ほどだろうか。


同郷を信頼する県民性なのか

友人も僕も同じ福岡県生まれ。
お互い自然が好きで、いずれも今は田舎に暮らしている。
別に福岡県民だからでなくとも、同郷の人には何故か親近感がわくだろう。

そんな友人と出会ったのは、宮崎県でも非常に人気のある山「大崩山」の麓を流れる河川を散策した時だ。
その界隈に非常に長けている友人と、美しい河川を散策し他愛もない話で笑い、時には魚を釣り、時には岩に登り、時には山を歩き。

無愛想な僕は、見るからに人の良さがにじみ出ている「兄貴的友人」と居ると、いつもその人柄が羨ましくなる。
僕にとって憧れの一人であり、頼りになる存在だ。
だから、大崩山の案内を知人に頼まれた際には、ほぼ必ず半ば強制的に同行していただいている。

素敵な夫婦と初めてのプチTRIP

また、素敵な「兄貴的友人」に相応しい素敵な嫁さんが居て、何度かその夫婦と揃っては渓を一緒に歩いて楽しませていただいている。
そんな大好き夫婦と初めて小旅行に出たのは2016年の秋。観光地としてもトレッキングのコースとしても人気な「屋久島」である。
知人と屋久島縦走に出かけることになり、真っ先に同行をお願いしたのだ。

写真はその屋久島TRIPで、山小屋で時間配分を考えているところを知らぬ間に撮っていただいたもので、お気に入りの一枚だ。

その時は天候の安定しない三日間で、僕ら二人は天気予報とペース配分に野生の勘も含めて「○時までに▲▲に到着して、雨が降りそうな○時には降りていよう」などと、少しゲーム的感覚も含めて考えていたのだ。(もちろん一緒に楽しんでいる方々を濡らさないためだ)

そんな野生の勘が功を奏して、天候が不安定だった3日間で雨に濡れたのは初日のスタートのみ。3日目の下山後に土砂降りに見舞われたのである。
下山後のお互いの「してやったり感」は非常に良い思い出となり、これから屋久島に行くたびに思い出すだろう。


渓流釣り解禁前になるとお互いにソワソワしはじめる

3月から渓流釣りが解禁となるが、あと少しもすればお互いにソワソワし始めるころだ。
お互いに今シーズンに行きたい場所の地図、前シーズンで楽しかったポイントなどをLINEで送りあい、休みのスケジュールを共有する。

今年もそんな時期だと年が明けると考える。
どこのポイントが良かっただろうと前シーズンを振り返ってみたり、地図を眺めて行ってみたい場所を探したり、以前に奥地まで行けなかった場所を思い出したり。
年が明けて仕事が始まると、ここ数年は地図とにらめっこするのだ。

山を歩くにも、登攀をするにも、僕なんかは比べ物にならないほどの山の男。
最初は釣りだけは僕の方がと思っていたが、今では釣りですら敵わない。
昨年最後の釣行では、体力低下がひどい僕に「こら、山を歩きなさい」と叱られたが相変わらず僕は怠けている…

そろそろ渓流が解禁する季節だ。
いつもなら地図を眺めて「どこに行こうか」と模索しているこの季節だが、今年は「まずい、運動しなければ」と、それどころではない。

そうだ、山に行こう。