はじめて覚えた山野草

自然のこと

リンドウの花、僕が初めて覚えた山野草。
もともと山野草や草花に興味がある訳ではなく、自然の中で遊ぶうちに教わった最初の山野草。

いまだ、ほとんどの山野草の名前は知らず、名前を知っていても「いつ咲くのか」と言われれば分からないものが多い。だけど「リンドウ」の花だけはいつも探しながら歩く山野草だ。
(とは言え「〇〇リンドウ」など詳細は分からないのだが。。。)


この花の名前を知ったのは、僕が尊敬している「気象予報士の素敵なおじ様」が居るのだが、その方の職場にお招きいただいて、環境の事、気象の事などを面白おかしく聞かせていただいているうちに、希少な山野草や食べることの山野草の話になった時だ。

ふと「山野草」のオススメ図鑑を持ってきていただいて、その図鑑の中に掲載されている中で唯一覚えていた花。
ただそれだけの事である。

それ以来、リンドウだけはいつも覚えているので、友人と山を歩いた際にリンドウを見かけた時だけは、恥ずかしながら得意げに珍しくもないのに「これがリンドウの花」と言ってしまう。

僕はこの静かに咲いているリンドウの花が好きなのである。

覚えていたい「はじめて」の瞬間

僕はいまだに「はじめて」リンドウという花の名前と、実際の花の姿が結びついた時を、この花を眺める度に思い出す。それは、リンドウの花を見ると「気象予報士の素敵なおじ様」を思い出すということだ(笑)

色んな方と「はじめての山歩き」や「はじめての〇〇」にお付き合いさせていただくことがあるが、もしも「はじめて〇〇山を歩いたのは、shone君とだったな」と、僕の知らないところで誰かが僕を思い出してくれたら、そんなに素敵なことはない。

そして「はじめてお父さんと登った山は〇〇だったな」「はじめてお母さんと歩いた渓谷は〇〇だったな」「はじめて息子を連れて登った山は〇〇だったな」と、今歩いている山が「誰かの初めての思い出の場所だったとしたら、素敵な場所だな」と思いを馳せて散歩する。

気持ち悪い中年の妄想ではあるが、そうして山を散歩していると、なんだか山は素敵な場所だなと思うのである。
そんな思いをいつも届けてくれるのが、僕にとってはリンドウの花。

僕の初めての山は、子供の頃に両親に連れて登ったらしい、北九州市にある「平尾台」という場所だ。
幼すぎて記憶にないのが残念である。

いつか登ろうと思いながら、亡き父を思い出すのが良いのかどうか判断がつかず、いまだにのんびり歩けていない場所の一つ。そこも色んな方の素敵な思い出が溢れる場所だと思うと、なんだか素敵なものだ。

皆さまの初めての場所も、きっと思い出溢れる素敵な場所でしょう。